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海底ガニのハサミ レア度 2 合成に使う素材アイテム 入手先 TH 海底遺跡 海底ガニのハサミを合成する 海底ガニのハサミから合成する 合成ランク2 海底ガニのハサミ×1+薬フグの妙薬×1+海底の水草×1=海底ディナー ---- 海底ガ二のハサミ×2+万能接着剤×1=つなぎ合わせた海底ガニのハサミ 情報お願いします 名前 コメント すべてのコメントを見る
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前作からの変更点 ○ポケモン関連 ・メニューの「ポケモン」で、手持ちポケモン内で持ち物を移動出来るように。わざわざバッグに戻す事無く他のポケモンに道具を移し替えることが可能。 ・ボックスに「検索機能」と「まとめて移動」が追加された。後者はDPtまでの機能の復活。 ・前作のみに存在したボックスの命名制限(数字が4個までしか入れられない)が廃止。従来の仕様に戻った。 ・前作からの「おもいでリンク」をすると、「N」が親のポケモンが野生で登場し捕獲可能。特殊なエフェクトで登場し、個体値は一律6U、性格は固定。 ・イッシュ図鑑が大幅に拡張し、クリア前に新ポケモン以外もかなり出現するように。クリア後には過去作の伝説ポケモンも一部登場する。 ・他方、BWに野生で出現したがBW2では出現しないポケモンもいる。 ・おしえわざの習得が「かけら」と交換で可能となった。HGSSまでの一部のおしえわざと一部旧わざマシンなどに加え、新規のおしえわざもある。 ・「ポケモンずかん」に地域別モードが追加され、場所ごとに出現するポケモンが一覧で見られるようになった。地域別でそのエリアの出現ポケモンのリストを埋めるとスタンプがもらえる。 ・ブリーダーがマップを切り替える度にバトルを挑んでくるようになった。ただしポケモンのレベルは上がらず経験値を多くくれるわけでも賞金が多く手に入るわけでもないので、ライモンドーム以外では単に通行の邪魔なだけ。 ・何度も対戦できるからか、トレーナー肩書きの基本給が前作の「48」から「32」に変更されている。 ・なお、ハイリンクへの出入りも再戦条件になる。フェスミッション時には時間ロスになるので注意しよう。 ・ポケモンのマーキングの変更が、能力値画面のマーキング部分をタッチすることでも可能になった。 ・「ポケモンリスト」が便利ボタン(Y登録)の対象になった。ダウジングマシンを表示したまま、フィールド技を使いたい時に便利。 ・BW2から送る場合のみ、ひでん技を覚えているポケモンでもそのまま交換に出せるようになった。 (しかしBW1から返す場合は、ひでん技を覚えていると交換に出せないので注意。) ○通信関連 ・wi-fiの対戦や大会をプレイ中に電源を切った場合、再度起動をすると強制レポートが入り1時間wi-fi対戦や大会をプレイ出来なくなる。 ・wi-fi対戦で戦績に応じてBPがもらえるようになった。 ・「ハイリンク」であそべる「ミッション」が「フェスミッション」に変更された。ひとりでも多人数でも遊べる上、ミッションの結果に依らずミッション中に拾ったきのみやどうぐをそのまま入手できる。 ・BW2限定のデルパワー、すれ違い調査の項目が追加された。これらはBW1では認識できない。 ・デルパワーが一度に3つ登録できるようになり、複数のパワーの同時発動が可能になった。(同系列のパワーの同時発動は不可。) ○アイテム関連 ・メニューの「バッグ」に、すきなどうぐ・きのみなどを自由に入れて整理できる「フリースペース」が追加。よく使うどうぐ、逆に全く使わないどうぐなどを入れておくと便利。 ・「ライブキャスター」で博士やママ、チェレンやベルと電話可能。ポケモンのタイプの相性や進化の方法、なつき具合などを訊く事が出来る。 ・「むしよけスプレー」類の効力が消えると連続使用するかを聞かれ、「はい」でバッグを開くことなく連続使用可能になった。 ・「かわらずのいし」を持たせた親の性格が遺伝する確率が「50%」から「100%」に変更された。 ・セッカシティのポケモンセンター内の男性が、「リーフのいし」を3,000円で買い取るようになった。 ・アイテム入手に必要なBPが全体的に減少した。(風船:48BP→12BP、こだわり系:48BP→24BPなど) ○音楽関連 ・当然ながら、新曲が多く作られている。バージョンによって、アレンジが違う曲も。(リバースマウンテン) ・戦闘曲の多く(「勝利は目の前!」も含む)が再編曲された。 ・ジム内のBGMが個々の個性に合わせたアレンジ曲になった。ヒオウギジムのみ前作と同じ曲。 ・「ロケット団!?」は聴けなくなった。「10番道路」は封鎖されているが、BGMはセッカシティの冬のみ行ける家でサウンドクリエイターに話しかけると聴ける。 その他 ・「チャレンジキー(ブラック2)」「アシストキー(ホワイト2)」によるゲームの難易度変更が可能に。チャレンジキーはハードに、アシストキーはイージーとなる。 ・「ブラックシティ」と「ホワイトフォレスト」がキーによって切り替え可能に。 ・上記キーはバージョン違いの相手に渡すことができ、もう片方を解除することができる。 ・「海底神殿」の謎の文字にひらがな表記が追加された。 ・今作ではテレビのチャンネルが存在し、三つのチャンネルから見たい番組を選べるようになった。 ・冬でも「なみのり」を使うことなく、「8番道路」から「セッカの湿原」に行くことが出来るようになった。 ・ポケセンや洞窟などから外に出ると、朝・昼・夕方は日差し、夜は月明かりが差す演出が加えられた。天気が「晴れ」の時しか出ない模様。 ないのでまとめました。随時削除と追加お願いします。
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海底遺跡の解読文 1階 日本語訳は適当なのであしからず~ LISTEN TO KINGSWORDS 王の言葉を聞いてください PRIMES LEAD TO TRUTH 盛りは真実につながります KING IS BLAVE 王はBLAVEです KING NEVER LOSES HOPE 王は望みを失いません KING IS KIND 王は親切です KING HAS A DREAM 王は夢を持っています KING IS ADVENTUROUS 王は大胆です KING ACCEPTS ALL 王は全てを受け入れます KING TURNS 2ND CORNER 王は二つ目の曲がり角を曲がります KING TURNS 3RD CORNER 王は三つ目の曲がり角を曲がります KING TURNS 5TH CORNER 王は五つ目の曲がり角を曲がります KING TURNS 7TH CORNER 王は七つ目の曲がり角を曲がります HAVE THE HEART OF KING 王の心を持ってください HERE WE PRAISE KING ここで私たちは王を賞賛します KINGS LIGHTS HINES 王たちはハインズを点灯します KING MOVE SHISPEOPLE 王は人々の中を動きます KING ACT SWITH LOVE 王は愛を急がせます KING FOUGH THAT RED そんなに赤い王 NOKING GET SLOTS NOKINGはスロットを手に入れます GOON BRAVE KING とんまの勇敢な王 2階 LIFE IS GRATITUDE 命に感謝する EATING IS RECEIVING LIVE 食べる事は命を頂くことである GOOD OR EVIL ISNT ALL 善悪が全てではない DO NOT BE BARBARIC 野蛮に成るべからず ONE MUST NOT WASTE 全てを無駄にするべからず ALL IS PRECIOUS 全て価値がある WARS CREATE TEARS 戦争は涙を流させる SHINE IF AGREED 同意されるなら輝いてください 3階 KING TALKS TO ALL BEINGS すべての存在へのTALKS王 SAVED ALL FROM WAVES すべてが波から救われました KING IS HOPE FOR ALL 王はすべての望みです。 THINK ACT WITH LOVE 愛をこめて行動するように考えてください ACT STRONG IF AGREED 同意されるなら強く行動してください 4階 KING DEFEATED 3 ALONE 王は単独で3を破りました 4 JOINED KING INADAX 4 接合INADAX王 KING CALLED 5 BEINGS 王は5を存在と呼びました KING IS HOPE AND FUTURE 王は望みと未来です THE GREAT KING 6 大王6
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海底 開放条件 遺跡の難易度「普通」をクリア ギミック ギミック名 有無 備考 オブジェクト 噴水 〇 お宝部屋 〇 祭壇 砂時計 〇 爆弾 毒ガス爆弾 バリスタ 棘床 自走式丸鋸 マグマ ファイアトーテム 海底。 レベル(初期) 普通 難しい 究極 入口 Lv.20 Lv.25 Lv.50 ボス Lv.25 Lv.30 Lv.55 魔物 難易度「普通」 1F 2F 3F 4F 5F 雷クラゲ 〇 〇 〇 〇 〇 ツラヌキ貝 〇 〇 〇 〇 骨食い 〇 〇 〇 〇 〇 猛毒ギンチャク 〇 〇 ※精鋭は出現しない 難易度「難しい」 1F 2F 3F 4F 5F 雷クラゲ 〇 〇 〇 〇 〇 ツラヌキ貝 〇 〇 〇 〇 骨食い 〇 〇 〇 〇 〇 猛毒ギンチャク 〇 〇 ※精鋭は出現しない 難易度「究極」 1F 2F 3F 4F 5F 叫びガエル 〇 雷クラゲ 〇 〇 〇 〇 〇 ツラヌキ貝 〇 〇 〇 〇 ゴーレム 〇 〇 骨食い 〇 〇 〇 〇 猛毒ギンチャク 〇 〇 〇 ※精鋭は出現しない ボス 深海の主
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その他 その他大量発生 曜日限定ポケモン 大量発生 場所 ブラック2 ホワイト2 1番道路 カモネギ カモネギ 2番道路 - - 3番道路 バルビート イルミーゼ 4番道路 - - 5番道路 ネイティ ネイティ 6番道路 プラスル マイナン 7番道路 オオタチ オオタチ 8番道路 ヌオー ヌオー 9番道路 マルノーム マルノーム 11番道路 アメモース アメモース 12番道路 ドードー ドードー 13番道路 オオスバメ オオスバメ 14番道路 - - 15番道路 オニドリル オニドリル 16番道路 クヌギダマ クヌギダマ 17番水道 - - 18番道路 ハネッコ ハネッコ 20番道路 ウソッキー バリヤード 21番道路 - - 22番道路 アリアドス レディアン 23番道路 - - 夢の跡地 スリーパー スリーパー リゾートデザート カバルドン カバルドン リバースマウンテン ノクタス ノクタス ほうじょうの社 ヤドン ヤドン ※8番道路のヌオーは冬の時期に大量発生しなくなるので注意。 曜日限定ポケモン 固定シンボル。特性は隠れ特性になっている。 曜日 ポケモン名 場所 備考 月曜日 ウォーグル 4番道路 ホワイト限定 ブルンゲル(♂) サザナミ湾 ブラック限定 木曜日 バルジーナ 4番道路 ブラック限定 ブルンゲル(♀) サザナミ湾 ホワイト限定
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カテゴリールール・記録掲載ルール 〈基本ルール〉 「さいしょからはじめる」を選択した瞬間から計測開始。「THE END」で計測終了。 通信交換はゲーム内NPCのみ可 『コバルオン』入手後はコバルオンを使って攻略する キー設定は解除していないROMを使用する 記録条件 動画として一般公開されているもの 配信サイトで第三者の確認ができる状態で配信されていたもの 信用に値するレベルの記録レポート 備考欄に記入する内容 Liveのサイト名 (可能な場合はアーカイブ)、動画のPart 1、記録更新時のレポート (ブログなど) 記録一覧 ※条件を満たしている記録であれば、どんどん書き込んでください。 ※時間の関係で表が完成していない為、表作成にご協力お願いいたします。 走者名 タイム 達成日 バージョン 使用機種 備考 イトタカ 3 46 26 2014年12月24日 ブラック2 3DS ニコニコ生放送, Manipless, エンブオー+コバルオン キバ 4 03 52 2018年10月25日 ホワイト2 DS ニコニコ生放送, ミジュマル+ムーランド+コバルオン いない 4 13 28 2014年9月28日 ブラック2 ニコニコ生放送, エンブオー+コバルオン ラビット 4 59 54 2020年5月24日 ブラック2 3DS 動画, Manipless, YouTube Live, エンブオー+コバルオン eimy 6 07 35 2014年8月18日 ブラック2 ニコニコ生放送, エンブオー+コバルオン 記録一覧 ポケモンB2W2 カテゴリ一覧 Any% ノーマルモード コバルオン ポケモンRTA カテゴリ一覧 (編集) 本編 第一世代 赤・緑・青 (Any% Glitchless (Classic) - Any% Glitchless - Any% Glitchless 2倍速 - Any% Glitchless 3倍速 - Any% Glitchless 4倍速) - ピカチュウ (Any% Glitchless (Classic) - Any% Glitchless - Any% Glitchless 2倍速 - Any% Glitchless 3倍速 - Any% Glitchless 4倍速) 第二世代 金・銀 (Any% Glitchless ワタル撃破 - Any% Glitchless ワタル撃破 3倍速 - Any% Glitchless レッド撃破 - Any% Glitchless レッド撃破 3倍速) - クリスタルバージョン (Any% Glitchless ワタル撃破 - Any% Glitchless ワタル撃破 3倍速 - Any% Glitchless レッド撃破 - Any% Glitchless レッド撃破 3倍速) 第三世代 ルビー・サファイア (Any% Glitchless - Any% Glitched) - ファイアレッド・リーフグリーン (Any% - 強化四天王撃破) - エメラルド (Any% Glitchless - Any% Glitched) 第四世代 ダイヤモンド・パール (Any% Glitchless - Any% Glitched - その他) - プラチナ (Any% Glitchless - Any% Glitched - その他) - ハートゴールド・ソウルシルバー (Any% Glitchless ワタル撃破 - Any% Glitchless レッド撃破 - Any% Glitched ワタル撃破 - Any% Glitched レッド撃破 - その他) 第五世代 ブラック・ホワイト (Any% - その他) - ブラック2・ホワイト2 (Any% ノーマルモード - Any% チャレンジモード - その他) 第六世代 X・Y (Any%) - オメガルビー・アルファサファイア (Any% - 強化四天王撃破 - エピソードデルタ) 第七世代 サン・ムーン (Any%) - ウルトラサン・ウルトラムーン (Any%) - Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ (Any% NMS 1P1C - Any% NMS 1P2C - Any%) 第八世代 ソード・シールド (Any% - Any% Ver. 1.2.0+ - Any% with DLC - その他) - ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール (Any% Glitchless - Any% Glitched - その他) - LEGENDS アルセウス (Any% - その他) 第九世代 スカーレット・バイオレット (Any% - レジェンドルート - スターダスト★ストリート - チャンピオンロード) PMD 赤の救助隊・青の救助隊 (Any% (Unrestricted) - Any% QS, No WM - Any% No QS, No WM - Any% No QS, WM - その他) - 時の探検隊・闇の探検隊 (Any% No WM - Any% WM) - 空の探検隊 (Any% No WM - Any% WM - その他) - すすめ! 炎の冒険団・いくぞ! 嵐の冒険団・めざせ! 光の冒険団 (Any% - Any% (Password)) - マグナゲートと∞迷宮 (Any% No WM - Any% WM) - 超 (Any% No WM - Any% WM - 100% No WM - 100% WM) - 救助隊DX (Any% No WM - Any% WM) 対戦系外伝 スタジアム (Complete Tournament Mode - L1-30 Division All Cups - L50-55 Divisoion) - スタジアム2 (Gym Leader Castle Round 1 - Gym Leader Castle Round 2 - Complete Round 1 - Complete The Game) - スタジアム金銀 (Gym Leader Castle Round 1 - Gym Leader Castle Round 2 - Complete The Game) - コロシアム (Any% - スナッチ禁止 - 全スナッチ - 100%) - XD (Any% - バトルディスク50種制覇) - バトルレボリューション (Any% Round 1) レンジャー ポケモンレンジャー (Any% - 100%) - バトナージ (Any% - 100%) - 光の軌跡 (Any% - 100% - All Rangerdex) スナップ ポケモンスナップ (Any% - 100%) - New ポケモンスナップ (Any% - All Pokémon (1.X) - All Pokémon (2.X)) ポケカ ポケモンカードGB (Any% - All Cards) - ポケモンカードGB2 (Any%) - ポケモンカードゲームあそびかたDS (Any%) その他 ピカチュウげんきでちゅう (Any%) - 複合RTA一覧
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海底(ハイテイ) ツモ山の最後の牌。
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地名リスト ポケモンに出会った場所、卵が孵化した場所、すれ違いログなどで表示される地名。タマゴを孵化させる際などの参考に 地名はレポートを書こうとしたときに表示される地名で確認できる 条件について赤字はクリア後 青字は条件あり 前作に存在しない地名(ヒオウギシティなど)と今作のチャンピオンロードはBW1で「遠い場所」として表示される(ただしPWTはちょっと例外) 地名 自転車 必要秘伝技 備考 ヒオウギシティ ○ ヒオウギゲート ○ 19番道路 ○ サンギタウン ○ 誓いの林 ○ 20番道路 ○ サンギ牧場 ○ 心の空洞 × なみのりたきのぼり タチワキゲート ○ 20番道路~タチワキシティタチワキシティ~ポケウッド タチワキシティ ○ ポケウッド ○ タチワキコンビナート ○ ヒウンシティ ○ ブリッジゲート ○ ヤグルマの森~スカイアローブリッジスカイアローブリッジ~ヒウンシティ8番道路~シリンダーブリッジシリンダーブリッジ~9番道路11番道路~ビレッジブリッジビレッジブリッジ~12番道路15番道路~ワンダーブリッジワンダーブリッジ~16番道路サザナミタウン~マリンチューブマリンチューブ~セイガイハシティ ヒウン下水道 × ロイヤルイッシュ号 × 1日1回夕方のみ乗船可(1000円)一定時間しか乗船できない今作ではクリア前から利用可能 ユナイテッドタワー ○ 海外の人とポケモン交換をする必要がある自分も相手も出身場所を登録する必要がある リバティガーデン島 ○ 今作ではチケット無しでもいける ヒウンゲート ○ ヒウンシティ~4番道路 4番道路 ○ リゾートデザート ○ ロードゲート ○ リゾートデザート(4番道路側)~リゾートデザート(古代の城側)1番道路~17番水道 古代の城 ○ ジョインアベニュー ○ タウンマップ等では自分のつけた名前が反映される産まれた場所の表記は「ジョインアベニュー」で固定 ライモンゲート ○ ライモンシティ~5番道路16番道路~ライモンシティ ライモンシティ ○ ミュージカルホール × ギアステーション × バトルサブウェイ × トレインで勝ち抜いた後のホーム カナワタウン ○ 5番道路 ○ 16番道路 ○ 迷いの森 ○ ホドモエの跳ね橋 ○ ホドモエシティ ○ PWT ○ 前作の冷凍コンテナと同一の場所扱い 6番道路 ○ 古代の抜け道 ○ ヤーコンロード ○ 地底遺跡 ○ 岩山の間 ○ 鉄の間 ○ 氷山の間 ○ フキヨセの洞穴 ○ なみのり 暗い(フラッシュで明るくできる) 導の間(しるべのま) ○ なみのり フキヨセの洞穴最深部 電気石の洞穴 ○ 洞窟に入る前の入り口(ホドモエ側)の時点で洞穴になるので卵を孵化させる際はそこが望ましい。 フキヨセシティ ○ 7番道路 ○ タワーオブヘブン × ヤマジタウン ○ リバースマウンテン ○ ストレンジャーハウス × サザナミタウン ○ サザナミゲート ○ 13番道路~サザナミタウン 13番道路 ○ サザナミ湾 ○ 海底遺跡 ○ なみのりダイビング 14番道路 ○ ほうじょうの社 ○ なみのりたきのぼり カゴメタウン ○ 12番道路 ○ ビレッジブリッジ ○ 11番道路 ○ ソウリュウゲート ○ 9番道路~ソウリュウシティソウリュウシティ~11番道路 ソウリュウシティ ○ 9番道路 ○ ショッピングモール × 海辺の洞穴 ○ 21番水道 ○ なみのり ブラックゲート ○ ブラック2限定(街を変更してもそのまま)14番道路~ブラックシティブラックシティ~15番道路 ホワイトゲート ○ ホワイト2限定(街を変更してもそのまま)14番道路~ホワイトフォレストホワイトフォレスト~15番道路 ブラックシティ ○ 黒の摩天楼 × ホワイトフォレスト ○ 白の樹洞 × 15番道路 ○ シフトファクトリー × ワンダーブリッジ ○ マリンチューブ ○ セイガイハシティ ○ 22番道路 ○ ジャイアントホール ○ 23番道路 ○ チャンピオンロード ○ 前作のチャンピオンロードとは別場所扱い Nの城 × ポケモンリーグ ○ 8番道路 ○ 冬は湿地が凍る セッカの湿原 ○ 同上 セッカシティ ○ 同上 リュウラセンの塔 ○ シリンダーブリッジ ○ ネジ山 ○ スカイアローブリッジ ○ ヤグルマの森 ○ 思索の原(しさくのはら) ○ ヤグルマの森内 シッポウシティ ○ シッポウゲート ○ 3番道路~シッポウシティ 3番道路 ○ 地下水脈の穴 ○ サンヨウシティ ○ 夢の跡地 ○ 2番道路 ○ カラクサゲート ○ 2番道路~カラクサタウン カラクサタウン ○ 1番道路 ○ カノコタウン ○ 17番水道 ○ なみのり 18番道路 ○ なみのり P2ラボ ○ なみのり プラズマフリゲート × なみのり クリア後はP2ラボに停泊 自然保護区 ○ イッシュ図鑑(見つけた数)完成後 ハイリンク × ハイリンクの森 × 前作(BW1)限定の場所 地名 自転車 必要秘伝技 備考 冷凍コンテナ ○ BW2に送るとPWT出身と表示 10番道路 ○ 修行の岩屋 ○ 暗い(フラッシュで明るくできる) チャンピオンロード ○ 別場所扱いだが、BW2に送ってもチャンピオンロード出身と表示 試練の室(しれんのむろ) ○ BW1チャンピオンロード内コバルオンと戦闘後 ポケシフターで連れてきたポケモン限定 地方名 出身カートリッジ カントー地方 GBA:ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン ジョウト地方 DS:ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ホウエン地方 GBA:ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド シンオウ地方 DS:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ 遠く離れた土地 GC:ポケモンコロシアム、ポケモンXD (左記のソフトからGBA版に転送する必要あり) GBA版ソフト出身のポケモンをB2・W2に連れてくるには、まずDSダブルスロット(パルパーク)でDPt・HGSS(いわゆる、第四世代)のいずれかのソフトに連れてきてから、改めてポケシフターを起動する必要がある。GBA版出身のポケモンは「○○地方から ながい ときを こえて」とトレーナーメモに記される。 配布ポケモンは「運命的な出会いをした ○○地方から」と記される。GBA版出身ではへそのいわ産のホウオウ・ルギアが該当。 第四世代では「ポケモンレンジャー」シリーズから転送したポケモン・イベント等での配布ポケモンが該当。 その他(イベントなど) 場所名 説明 育て屋夫婦 育て屋で受け取ったタマゴまたは、そのタマゴから孵ったポケモン トレジャーハンター 【BW】18番道路/【BW2】シッポウゲートにいるNPCから貰ったタマゴまたは、そのタマゴから孵ったポケモン 通信交換 ゲーム内NPCとの通信交換で手に入れたポケモン (一覧はイベント参照) W-Fiプレゼント Wi-Fiでの配信ポケモン ポケモンARサーチャー 同作から転送→ イッシュリンクで受け取ったポケモン すてきな場所 イベントなどでの配信ポケモン ポケモンイベント ポケモン映画#(数字) ポケモン映画の前売り券・劇場での配信ポケモンBW・BW2での数字の部分は「11・12・13」となる。 ポケモンセンター ポケモンセンターでの配信ポケモン(上は共通。下は各店舗ごと。「PCトウホク」があるかどうかは不明) PCサッポロPCトウキョーPCヨコハマPCナゴヤPCオーサカPCフクオカ ポケモンアニメ アニメ連動の配信ポケモン (現時点では、「ロケット団のニャース」と「みんなのベストフレンズ」が相当) 配信情報は 配信 W-Fi等 で確認してください。
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海底探査小島 観測室前・廊下 コース名 獲得経験値必要キアイ 獲得コイン 宝箱1 宝箱2(火) 宝箱3(木) 宝箱4(水) 水属性のモンスター 5 25〜100 オトートホンのパーツ バールン シャベトリオ モカップ 協力合成 5 25〜100 ホカマクラン バルーン ダイコック オムジェリー 水びたしの通路 6 25〜100 オトートホンのパーツ プニキュー シャベトリオ ココラーテ ガチャへの挑戦 6 25〜100 ミナモップ メラパイン ハミシュー モカップ 観測室・内部 コース名 獲得経験値必要キアイ 獲得コイン 宝箱1 宝箱2(火) 宝箱3(木) 宝箱4(水) 観測室の探索 7 25〜100 オトートホンのパーツ バールン シャベトリオ ココラーテ 残された書類 7 25〜100 カボナッツ メラパイン シャベトリオ モカップ 海底探査記録 8 25〜100 オトートホンのパーツ バールン ダイコック モカップ あやしい人影 8 25〜100 ギンノコッチ バールン シャベトリオ モカップ 海底探査小島をクリアーする為にはバトルロワイヤルで2勝する必要があります。
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ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 【ぽけっともんすたー ぶらっくつー ほわいとつー】 ジャンル RPG 裏を見る裏を見る 対応機種 ニンテンドーDS メディア 4096MbitDSカード 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ゲームフリーク 発売日 2012年6月23日 定価 4,571円(税別) プレイ人数 1人(通信プレイ時2~5人) セーブデータ 1 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント やりこみ要素が大幅強化シナリオも従来路線に回帰 ポケットモンスターシリーズ 概要 特徴・前作との違い 新施設 評価点 問題点 バグ・不具合 総評 余談 概要 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』から2年後に出た続編。 ゲーム内でも2年の時間が経ち、大きく変化を見せたイッシュ地方が舞台となっている。 ポケモンシリーズは『赤緑』に対するマイナーチェンジ版の『青』という構図が当然のようになっていた。 だが、このように直系の続編が出るのは初めてのこと。 特徴・前作との違い イッシュ地方全体の変化 マイナーチェンジ版でなく続編ということもあり、本作の主人公はまったく別の新主人公になっている。 同様にライバルも一新された。固定だった前作と違いプレイヤーが名前を自由に決められるように戻っている。 なお前作『BW』で付けた主人公の名前がイベントの中に登場することもあるため、今作では『BW』時の主人公の名前は再利用しないことをおすすめする。 前作に無かった街やダンジョンなども追加され、旅のルートも大幅に変更された。 最初の街もカノコタウンからヒオウギシティに。ちなみに最初の街でありながら「シティ」、ポケモンセンターがあるといった特徴はシリーズ初。 ポケモンの分布も変化。前作だとシナリオ中は登場ポケモンすべてが新ポケモンだったが、本作では旧来のポケモンもエンディング前から出現する。 イッシュ図鑑もパワーアップし、301種類のポケモンが出現するように。当時の地方図鑑としては『プラチナ』を超える最大規模の多さ。 ジムリーダーの交替。 今作ではデント・コーン・ポッドの3兄弟にアロエとハチクが引退し、前作のライバルのチェレンと、新キャラのホミカとシズイが新たなジムリーダーに就任。前作からの続投組では、ファッションモデルとだけあってカミツレは服装が変化したほか、髪が金髪から黒髪になっている。 前作では最初に選んだポケモンで相手になる3兄弟が違ったり、バージョンによって戦えるジムリーダーが異なったが、本作は状況による変化が無い通常の8人構成になっている。 四天王は変化していないが、アデクがチャンピオンの座を下りたことにより、異なる人物がチャンピオンに就いている。 + 本作の新キャラクター 主人公 ヒオウギシティ出身のトレーナー。 前作と同様、選ばなかった方の主人公はバトルサブウェイのパートナーとして登場。主人公とライバルが選ばなかったポケモンを使用する。 この際の名前は男主人公が「キョウヘイ」で、女主人公が「メイ」である。名前の由来は「共鳴」から来ているとのこと。 ライバル 同じくヒオウギシティ出身で、主人公の幼馴染。デフォルトネームは「ヒュウ」となっている。 妹のチョロネコを奪い返す為にプラズマ団を敵対視している。「俺は今から怒るぜ」が口癖。 ホミカ タチワキジムリーダー。どくタイプのポケモンを使う。 シズイ セイガイハジムリーダー。みずタイプのポケモンを使う。 伝説ポケモン同士の合体 『ブラック2・ホワイト2』のパッケージを飾るポケモンは「ブラックキュレム」(ブラック2)・「ホワイトキュレム」(ホワイト2)と呼ばれる、伝説のポケモン「キュレム」がゼクロム/レシラムを吸収し合体した姿である。 タイプはキュレムと同じドラゴン・こおりだが、ゼクロムの電技/レシラムの炎技を使うことができ、能力面は歴代最高の幻のポケモン・アルセウスに匹敵する。 吸収されたゼクロム/レシラムは合体中は消滅するが、分離させることでちゃんと元に戻る。 吸収合体は歴代のポケモンでも異例の存在。「ヤドンがシェルダーに噛まれることで進化したヤドラン・ヤドキング」のように別々のポケモン同士が合体したという設定のポケモンもいるが、システムとして合体と分離が可能なのは史上初。 前作「ブラック/ホワイト」の片バージョンのみを購入したプレイヤーが今作を購入する場合、同色の2をプレイすることでゼクロム・レシラムの両方が揃う寸法となっている。 「おまもり」の追加 タマゴが見つかりやすくなる「まるいおまもり」と色違いのポケモンの出現率がアップする「ひかるおまもり」が登場。 それぞれ、イッシュ図鑑(捕まえた数・297種)と全国図鑑(捕まえた数・636種)の完成で得られる。両方ともやり込みユーザーにとってはありがたい道具である。 新施設 ポケモン映画の撮影「ポケウッド」 映画会社にスカウトされた主人公たちが様々な役になりきり、ポケモンと共に映画に出演する。 撮影で行うのは「ポケモンバトル」と「主人公のセリフの選択」である。行動やセリフによって、ストーリーや結末が大きく変化する。 ストーリーの結末は、台本通りにいかず失敗した「バッドエンド」と、台本通りにこなした「グッドエンド」に加え、台本の斜め上を行って良くも悪くも予想を裏切る形となった「カルトエンド」の3種類がある。興行成績は後者ほど高くなる。 単にゲームクリアするだけなら予め用意された脚本通りにこなせばいいのだが、急所や選んだセリフにより敵の行動が変化するなど、トライ エラー的な側面も。特定の技で倒さなければいけなかったり、技の追加効果等を利用しなければならない映画もあり、詰め将棋のような要素も含んでいる。 ここで使用するポケモンはレンタルポケモンだが、一度クリアした映画では自分のポケモンを使用可能。 完成した映画は実際に上映される。自分のポケモンの出演した映画がヒットするとそのポケモンはスターポケモンとなる。 スターになったポケモンはボールから登場するときに星のエフェクトが付き、出演した映画の興行収入を更に上昇させることができる。 映画がヒットを続けると新たに出演出来る映画やファンが増え、最終的には主人公のために用意された像が立てられる。 ポケウッドの脚本は笑える物・衝撃的な内容・ポケモンらしさを生かしたニヤリと来る小ネタが多く、撮影中は簡素なグリーンバック撮影でどうなるかと思いきや本番では大幅に演出が追加されることも多く初見では驚くこと請け合い。 しかも男主人公か女主人公かで話の流れやキャスト、ここ専用のカットイン等が全部変わるというサブイベントにしては信じられないまでの作り込みっぷり。このモード専用の非ポケモンの敵キャラや、特定の技を使用した場合のみ見られる特殊な展開まである。 セリフを発しないポケモンシリーズの主人公が(役の上ではあるが)ペラペラと喋るシーンを見られる貴重な場所でもある。 ポケウッドには前作ジムリーダーのハチクや、カントー地方のジムリーダー・ナツメ(*1)も出演する。 新たな通信要素「ジョインアベニュー」 ライモンシティ前に建設された商店街。通行人を招待して店を開いてもらったり、案内して店を利用してもらうことで、発展させることができる。 通行人として登場するのはNPCの他、通信交換やGTS、すれちがい通信等で関わったプレイヤー。条件を満たせばジムリーダーも混ざる。 開ける店は8種類。店のランクは10まで成長し、上がるほどプレイヤーに得するサービスが提供される。 中には、俗に言う「努力値(*2)」を上げてくれる施設もあり、これを利用することで資金さえあれば育成時間の大幅短縮も可能となった。 アベニュー自体にもランクが設定され、目標のランク20になると記念パレードが行われる。最高100。また、ランクは1上がるたびにオーナーからアイテムが貰える。 ランクを一定以上に達すると、商店街に自分の好きな名前を入れられるようになる。すれちがい通信にも名前を付けた履歴が残る。 挨拶もメールのような単語の組み合わせではなく自由に付けられる。 最強を競う「ポケモンワールドトーナメント(PWT)」 総勢8人でトーナメントを行い、3回勝ち進んで優勝することが目的となる。バトルルールはシングル・ダブル・トリプル・ローテーションバトルの全4種類。トーナメントの種類も通常のを含めてレンタルやミックスなどの特殊ルールがある。 クリア後には『BW2』までの作品に登場した全てのジムリーダーとチャンピオンが参戦(四天王は出てこない)。 使用するポケモンの技構成や持ち物はいずれも非常に強力な「ガチ構成」でありちゃんと努力値も振られている。フラットルールなのでゴリ押しも効かないため、こちらも対戦用のポケモンを育成していないと返り討ちにあうこと必至。 DS版でのグラフィックが存在しないホウエン地方のジムリーダーに至ってはわざわざこのためだけに新規ドット絵が描かれている。また、これまでのリーダーもグラフィックに手直しがされ、動きが格段に良くなった。デンジは座っているモーションが削られ、シロナは完全新規でモーションが作られている。 対戦後は戦ったジムリーダー達と軽く話すことが可能で、過去作をプレイしてないユーザーのためかジムリーダーの詳細情報を教えてくれる男もいる。だが、この男が好みが凄まじく、男性については呼び捨てかつ1~2行で終わる説明文に対して、女性については敬称付けで長い説明をする。 もう一つの売りはWi-Fiでダウンロードしたトーナメントに参加できること。 DLできるトーナメントは「WCS(世界大会)」の上位入賞者が出て来たり、伝説のポケモンが使用可能なものなど種類もサプライズ性も幅広い。 現在はWi-Fiコネクションのサービス終了により新規のDLは不可能だが、既にDL済みのROMであれば問題なく遊ぶことが出来る。気になった人は中古屋を探してみよう。 通信要素「フェスミッション」 近くにいるプレイヤーとワイヤレス通信で一緒に様々なミッションに挑戦。1人から100人まで参加可能。 他のプレイヤーは制限時間内であれば随時参加出来る。与えられたミッションを制限時間内にクリアすることで成功ボーナスとして「デルパワー」を使うのに必要な「デルダマ」がもらえる。 内容は一定人数のNPCをポケモンバトルで倒したり、指定されたアイテムを拾いに行ったりするもの。 序盤から挑戦可能なミッションにはアイテムがタダで拾える、安く購入できるといった内容が多い。たとえ失敗しても手に入れたものは残るので、ミッションの過程自体がちょっとした小遣い稼ぎや消耗品の補充に便利。このおかげで本作はあまりお金に困らない。低ランクのきのみだったら嫌と言うほどに拾得できるので攻略にも役立つ。 「ダンジョン内に発生する砂煙からジュエルを集めろ」「揺れる草むらで登場する珍しいポケモンを倒せ」など、攻略・育成のヒントへ直結しているミッションも多い。 前作では一部ミッションは他プレイヤーと対決するミッションもあったが、今作は全て協力系ミッションに統一されている。 どのミッションも、低めのランクは一人プレイで達成可能。仲間がいないプレイヤーでも、短時間で気軽に挑戦可能なミニイベントとして楽しめる。ほぼいつでも、任意に開始できる点も嬉しい。 中には目標スコア以上の成績を収めると、ダブルスコアボーナスとして更に「デルダマ」がもらえる。 「イッシュの難関」こと、ブラックシティ内の「黒の摩天楼」・ホワイトフォレスト内の「白の樹洞」 前作の両町の中に登場した施設。10個のエリアで構成されており、それぞれのエリアのボストレーナーを倒すことで次のエリアに進むことができる。 中では道具が一切使用できないが、バトルサブウェイやPWTとは異なり、対戦形式は通常トレーナーのエンカウントと同じ。フラットルールですらなく最終エリアの最高レベルも80程度なので、レベル100のそれなりの火力と速さがあるポケモンが1匹いるだけで大抵なんとかなる難易度。経験値もお金ももらえるが、この施設で初めて出会ったポケモンが図鑑の「みつけた数」に登録されることはない。 ただし、そのエリアで得た賞金は、途中でリタイアすると全額没収される。 どうぐが使えないので、ポケモンを回復させるためには全てのフロアに1人だけいるドクター(黒の摩天楼)またはナース(白の樹洞)とバトルして勝つ必要がある。ただし、回復してくれるのは一度だけなのでよく考えて利用する必要がある。 ちなみに、黒の摩天楼では賞金、白の樹洞では経験値が多く手に入ることが出来るトレーナーが主に登場する。 ボストレーナーを倒すと次のフロアに進むことができる。奥に進むにつれて、マップが2~3階層に分けられて探索が困難になり、出てくるトレーナーも強くなる。 抜け道として、最大3つまでストック出来るデルパワーは使える。 同様に賞金・経験値が増えるパワーも使える。お守り小判+おこづかいパワーを併用すると獲得賞金が100000円を超えてしまい、額が表示しきれないバグが起きる程。 やり込み要素「メダルシステム」 いわゆる「実績」システム。プレイヤーが条件を達成するとメダルがもらえる。これを集めるメダルラリーがイッシュ地方で行われている。 条件は「ポケモンを1日に50匹ゲット」や「1・10・50・100回通信対戦」、「フェスミッションを30・100回クリア」といったものの他、「何もないゴミ箱をひたすら漁る」「戦闘で『はねる』を使用する」などのような特殊な条件のものまで多種多様なものとなっている。 集めたメダルのうちひとつはトレーナーカードに表示することが出来る。これがポケモン図鑑完成、バトル制覇以外の新たなやり込み要素となっている。 独自要素「イッシュリンク」 『ブラック2』と『ホワイト2』で活用する「キーシステム」、前作『BW』との通信の「おもいでリンク」、3DSダウンロードソフトの『ポケモンARサーチャー』と連動する「ニンテンドー3DSリンク」の3項目から選べる。 「キーシステム」は条件を満たすと手に入る「キー」を使用し、特定のデータの要素を変更することができる。手に入るキーはバージョンによって違い、単体では全てのキーを手に入れることができない。全てのキーを入手するためには、違うバージョンで手に入ったキーを通信で受け取る必要がある。 「モード変更」は敵のポケモンのレベルや持ち物が強化される「チャレンジモード」か、弱体化される「アシストモード」でプレイすることができる。これもポケモン初の試みで、制作スタッフの一新に伴い新たに導入されたとのこと。 「街の変更」では、どちらかのバージョンにしか出ない「ブラックシティ」「ホワイトフォレスト」を切り替えられる。 「ふしぎなとびら」は「ちていいせき」に出現する「レジロック」「レジアイス」「レジスチル」を切り替えられる。 「おもいでリンク」で前作のデータを引き継ぐと、続投した一部の人物の手持ちポケモンが変化したり、イベントが追加されたりするなどの特典がある。 追加されたイベントの中には、前作で投げっぱなしだったあるキャラクターの同一人物疑惑についての回答があり、伏線回収としての役割も持つ。 『BW』で付けた主人公の名前がイベントの中に登場することもある。『第二世代』や『HGSS』では当たり前のように「レッド(*3)」や「グリーン」という名前のキャラクターが登場したことで、この名前に思い入れがない『第一世代』や『FRLG』のプレイヤーは置いてけぼりを食らったものだが、今作はしっかりと過去の自分を投影できる。 「ニンテンドー3DSリンク」は『ポケモンARサーチャー』での「調査データ」を本作に送り、手に入れたポケモンやアイテムを回収できる。 その他、従来のシステムにも細かい部分で様々な変更が加えられている。 ライブキャスターはイベント以外だとプレイヤー同士しか使えなかったが、今作ではゲーム内に登場する主要キャラと話せる要素が追加された。 中には攻略のアドバイスやタイプ相性、上記のジョインアベニューに記載した『努力値』の振り分けを大まかだが教えてくれる。他にも簡単なミニゲームが2つ収録されている。 アイテム欄に「フリースペース」が追加された。文字通り、バッグ内にあるアイテムをフリースペースに好みに整理することが出来る。 虫よけスプレー系の効果が切れると、引き続き使うか選択肢が出るようになった。フェスミッションでは重宝することになる。 マイナーチェンジ定番の教え技も追加。大半は『BW』でリストラされた『DPt』の技マシンが教え技として復活している。 問題視されていたWi-Fiランダムバトルの切断も、切断したプレイヤーは1時間Wi-Fiに潜れないようにペナルティが追加された。 戦闘開始時、すべての相手トレーナーのグラフィックがアニメーションするようになった。 一般トレーナーが動くのはシリーズ初。 戦闘時のボタン操作のカーソルが戦闘突入ごとに消えないようになった。 評価点 プレイヤー間の交流が非常に楽しめるようになった。 従来の交換・対戦だけでなく、フェスミッションやジョインアベニューといった通信すればするほど面白くなる要素が増えた。 フェスミッションでは大人数でないとクリア出来ないものもあり、ポケモンプレイヤー同士で協力しあって攻略するという楽しみや出会いも増えた。 プレイヤー間の交流が必須ではなくなった。 上と相反するようだが、遊び仲間の確保できないプレイヤーにもかなり配慮されている。 前作『BW』では1人では遊べないほどではなかったが、通信プレイが大前提の機能もあったので若干の疎外感を生んでいた。今回は、ほとんどの機能が1人プレイでも活用できるようになっている。 ジョインアベニューは効率は悪いものの作中のNPCだけで発展させることが可能。 作中の行動に応じてファンが増え、毎日一定数のNPCが必ず遊びに来る。 Wi-Fi通信を利用できれば、そちらで接触したプレイヤーも来訪してくる。プレイヤー自身に来てもらうのではなく、データを反映したNPCが相手となるため気兼ねする必要もなく安心。接触と言えども、ポケモンを交換したとか通信対戦をしたとか、はてはPDWで自分の夢島を通りすがっただけの人も対象。Wi-Fiを利用してさえいれば、誰かしらは来ると思って間違いない。 通信必須だった「デルパワー」と「ブラックシティ/ホワイトフォレスト」が1人プレイでも利用可能となったのは大きい。 前作の粗を補完したシナリオ 前作の「英雄」をテーマにしたストーリーは複雑な部分も多かったが、今作ではポケモンの友情や旅の楽しみといった従来のテーマが主に扱われて分かりやすくなった。 中盤からは前作のプラズマ団のその後がわかり、分離した新生プラズマ団と戦っていくことになる。前作をプレイしていなくても分かる内容には仕上がっている。 前作で良くも悪くも「未熟だった」登場人物たちは精神的にも成長。概ね好意的に受け取られている。 前作のストーリーはこれまでの作品と違い最後に殿堂入りせずに終わってしまうことやクリア後に戦うアデクの格の無さ・演出面での弱さが指摘されていたが、本作はちゃんとチャンピオンと戦って殿堂入りしエンディングに突入するようになった。 チャンピオンもアデクに変わって意外な人物が担当しており、なかなか強い。BGMや演出もこれまでにない位非常に豪華な物になっている。 描写不足だった内容も補完された。後述の「おもいでリンク」に繋げれば謎だった事情を更に理解出来るようになる。 充実したやり込み要素 前作はレート対戦を抜くとポケモン図鑑完成と「バトルサブウェイ」ぐらいしかやることがなかったが、本作では「メダルシステム」「ジョインアベニュー」「PWT」「ポケウッド」「イッシュの難関」と充実度は歴代最高と言っても過言ではない。 メダルは集めることで一種のステータスとなり、ジョインアベニューはプレイヤーの手助けになるのでやりがいがある。 ちなみに今作での図鑑完成の特典は賞状だけでなく、「タマゴ」や「色違い」の発見率が上がる「おまもり」系のアイテムがもらえたり、隠しダンジョンに行けるようになるため、完成させることに明確なメリットがある。 「メダルラリー」 どれだけやりこんだかはメダルの数で、どこにやりこみの余地が残っているかは「ヒントメダル」によりわかるのも従来より楽しみやすくなっている。 「図鑑完成」「手持ち1匹で殿堂入り」「ポケウッドで全ての映画を公開」「PWTの各トーナメントを制覇」など、本作を隅々まで遊ぶと取得できるメダルもいくつか存在し、達成感を味わえる。 メダルの枚数が「50・100・150・200・255(完成)」ごとに表彰・グレードアップしてもらえるのもモチベーション維持に一役買っている。 ただし現在は入手不可能なメダルもあるため、それらをあらかじめ入手していない限り255枚完成は不可能。 「PWT」のファンサービス・実用要素 過去では、過去作人物の再登場も『DPt』にミカンが出る、『HGSS』にスモモとマキシが出る程度のもの。全世代の人物が集結したのは今作が初めて。 ジムリーダーには初代・『FRLG』のみのサカキや『エメラルド』のみのアダン、本作で降板した『BW』の5人も登場。また、「チャンピオンズ トーナメント」には初代・『FRLG』でチャンピオンになった「グリーン」と直後に「グリーン」を打ち負かした「レッド」も参加、この他『ルビー・サファイア』のダイゴと『エメラルド』のミクリが共演している。 初登場作後にエースの追加進化体が追加されたリーダー(ツツジ等)はそちらを使用する。また、PTにはなるべく各々のリーダーの出身地方に生息しているポケモンが採用されており各原作を思い出しながら楽しめる。 ダウンロードできる「伝説のローテーションバトル!」には初代でしか実現できないネタの「にらみつける」を覚えたファイヤーというネタもあった。 仕様上三回戦うだけでかなりの量のBPが貰え、相手の使うポケモンもある程度固定されていることからやりこみ派のユーザーにとっても格好のBP稼ぎ場となっている。 リーダー達が使うポケモン達は持ち物や技構成がインターネット対戦でも十分通用するものになっているため、育成の参考にもなる。 良質なBGM 前作のBGMはもちろん、新規のBGMも用意されている。特にアクロマ戦やPWT決勝戦はかなり評価が高い。 前作のBGMは良質なアレンジをされている。中にはものすごく大胆なアレンジを受けたものも。 また、今まではジムのBGMは基本的に1種類だったが、本作ではジムによってBGMが変わるという歴代初の試みも行っている。 そしてPWTでの対戦時に流れるBGMは各地方のリーダー・チャンピオンごとに原作で使用されていた楽曲のアレンジ版が用意されている。シリーズファンにとっては感涙ものである。 Wi-Fi通信対戦の改善 Wi-Fiランダムバトルに切断対策が用意された。切断をしたプレイヤーは一定時間ランダムマッチに潜れなくなる。 切断を招かないようにかフリー・レート問わず最後までちゃんと戦うごとに1BP貰えるようになった。地味ではあるが1BPあれば努力値アップアイテムと交換可能であり、積もれば対戦用の持ち物にもなるので意外と大きい。 それでも切断をするプレイヤーもいるが、前作と比べれば数は減少。ある程度の歯止めはかかったと言える。ただし抜け道も……(後述)。 一部の技のエフェクトが変更され迫力やテンポが改善された。特にダブル・トリプルバトルで採用率が高い「まもる」の速度が速くなったのは好評。 過去作の伝説組の登場 ED後に『RSE』『DPt』の準伝説ポケモンが捕獲できるイベントが発生する。 中でも徘徊系と呼ばれ、これまで厳選が困難だったラティオスやクレセリアの固定シンボル化や、第4世代では通常手段で入手不可能だったレジ系3体(+ギガス)の登場には喜びの声が多い。 余談だが、今作の伝説のポケモンは過去作と比較して道路など人がいる場所に居座っている者が妙に多く、シュールな光景が見られる。 対戦・育成関連 「かわらずのいし」による性格遺伝率が50%→100%に。「個体値(*4)はいいが性格は…」という悩みが解消された。 「タマゴ」の孵化が条件をみたすことで一瞬で終わるようになった。 「ジョインアベニュー」で「保育所」を招待し、ランク8以上にすることで「あたためるLv5」が使えるようになり、これを使うと話しかけるだけで孵化できる。 更なる隠れ特性の解禁 前作ではごく僅かしか解禁されていなかった新ポケモンを中心に多くの隠れ特性が解禁。後述のねこのてレパルダス等の問題もあるものの、戦術の増加に一役買っている。 マップに点在する隠し穴にも一定確率で隠れ特性持ちのポケモンが出現するため、前作程は「PDW」に依存しなくてもよくなった。 教え技の復活。 『プラチナ』『HGSS』からもラインナップが変化している他、隠れ特性と教え技が両立不可能だったポケモンや新ポケモンが恩恵を受けた。 対価となる色のかけらもフェスミッションで簡単に回収可能。過去作より入手難易度が大幅に下がって利用しやすくなった。 Nのポケモン 思い出リンクを行うと各地に前作でNが使用していたポケモンが出現するようになるが、全員個体値が6U(*5)で固定されており、めざめるパワーの理想個体を作る(*6)のに非常に便利。 単純に能力が高く、入手場所にいる野生ポケモンよりもレベルが高いのでストーリー攻略要員としても便利。 ピンチの時「こうげき」のステータスを上げるきのみ「チイラのみ」が条件付きとはいえようやく他の同類の木の実と同格の値段になった。しかも2000円と良心的。 『RS』では人力ではおよそ入手不可能だが、理論上入手可能なためか『コロシアム』『XD』で同様の効果を持つきのみが解禁される中、チイラだけ入手できず、他にはバグ修正のおまけとして配布されたのみだった。次世代の『バトルレボリューション』でもチイラだけ倍の値段だった。 サブウェイの交換用アイテムに進化の石が追加されバージョン格差がなくなった。一応アベニューでも入手できるが店を成長させる手間と運が絡むので無制限かつ確実に入手できるのは評価点。 何度でも戦える「ポケモンブリーダー」を利用した「ふしぎなアメ」の量産 「ライモンシティ」の「リトルコート」に日替わりで一定確率で登場するポケモンブリーダーは対戦後に「ふしぎなアメ(Lvを1上げるアイテム)」をくれる。マップを切り替えるとすぐに再戦できるので無限回収が可能となる。ただし…(後述) 問題点 ライバル(ヒュウ)の扱い 本作のライバルは過去に「プラズマ団」に因縁があり、本編では「新生プラズマ団」を潰そうと躍起になるが、主人公を半ば強引に手伝わせる。悪の組織を潰すのは本シリーズのお約束だが、その理由が「私怨に付き合わされる」というもの。 しかも、因縁が解決した途端戦意喪失してしまい、主人公は因縁の弱い相手やそのボス、プラズマ団に囚われた「キュレム」などもろもろを尻拭いすることになる。一部ではあるが、このライバルの言動を「無責任」として批判する声も見られる。 ただし、こういったキャラクターは本来であれば主人公の役目である。主人公が一切喋らない(*7)本シリーズとは根本的に相性が悪かったと見るべきか。 「ダークトリニティ」による強引な話運び。 前作同様「思想が対立したらポケモンバトル」と言ったお約束を無視して、「瞬間移動で主人公たちを味方の陣地から遠ざける」ことに加え、「瞬間移動でキーアイテムを強奪」「2年前に強奪したポケモンを的確に把握しており、しかも偶然所持している」などご都合キャラとして扱われている。 前作主人公 前作ストーリー終了後にNを探しに行ったらしく行方不明である。 メインキャラクターだけでなくモブキャラクターからも所々でそれらしい話を聞ける。つまりは伝説のトレーナー扱いを受けるという往年のレッドのような待遇だが、 本編での登場はない。 続編物にありがちな、扱いの面倒な前作主人公を無理矢理フェードアウトさせているという声も。 『金・銀』のような新旧主人公での対戦があれば、シリーズに残る対決となっただけに残念。もっとも、『赤・緑』と『金・銀』の時とは異なり、直接通信して対戦することが出来るので、そうすればよいという話ではあるのだが。 何度でも勝負を仕掛けてくるトレーナー「ポケモンブリーダー」の存在 勝利しても、マップを切り替えると、視線が合うたびに対戦を申し込んでくる。経験値やお金は得られるものの、前者は「タブンネ」狩り・後者は「フェスミッション」での入手アイテムを売ったほうが効率がいいためあまり恩恵を感じられず、邪魔な存在でしかない。 この手のシステムにありがちな「何度も戦うと段々と強くなっていく」というような仕様もないため、自分の意思で再戦するにしても弱すぎて勝負にならないことがほとんど。 この欠点がもろに出るのがフェスミッション開催時。捕まってしまうと制限時間が大幅に削られスコアが伸ばせないので本当に鬱陶しい。 視線を合わせなければいいのだが、大抵プレイヤーが通りやすい道で待ち構えているため、いちいち遠回りをしなければならなかったりと不便。 ゲームフリークのモリモトや、DPtのハクタイシティ西にいたコイキングしか出してこない釣り人のように、特定の努力値だけがもらえる手持ちのブリーダーもいないため、本当に邪魔にしかなっていない。 特に今作は攻撃、防御、特攻の努力値稼ぎがしやすい場所が無い(どれも野生ポケモンのレベルが高い、命中を下げる技を持つ、すなあらし等天候の演出が長い…など稼ぎの場としては問題点を持っている)ため、それらを稼げるような手持ちをしていれば、戦ってもレベルが上がらないことに納得もいき、批判は出なかったと思われる。 入手ポケモン関連 『BW』で出現したポケモンのうち進化系・未進化どちらかが出現しなくなったポケモンが多い。 ガマゲロゲ系統やマッギョ等は進化系・未進化どちらもクリア前には出現せず、交換などの手段を用いないとクリア後にしか入手できない。 マイナーチェンジ版的側面もある本作だが、伝説のポケモンのレシラム・ゼクロムは片方しか入手する事が出来ない。 設定上は、もう一方を前作『BW』の主人公が所持しているため、間違ってはいないのだが…… トルネロス・ボルトロス・ランドロスは入手不可能であり、地方図鑑の完成すら『BW』両方か『ARサーチャー』が必須。 『RSE』『DPt』の伝説のポケモンのレベルが65や68と妙に半端。厳選する際はステータス計算に少々支障が出る。 「隠れ特性」のポケモンの入手の困難さ 前作よりは緩和されたものの依然入手難易度は厳しく、調整不足感は否めない。 「隠し穴」の出現率 「隠し穴」は256歩ごとにアイテムかポケモンの出現判定がされるが、いずれか出現するのは5%、その中からポケモンが出現するのは20%しかなく、さらに目的のポケモンの出現率と「隠れ特性」を遺伝させるためにその♀を狙う必要がある。正規の手段で狙って目的のポケモンを出すのはまず不可能。本作の環境を席巻した天候パに必須の「ひでりロコン」「すいすいニョロゾ(*8)」と初手に大きなアドバンテージを得た「マルチスケイルカイリュー」は出現率1%で♀出現率は10%と人力ではほぼ入手不可能な低確率である。救済として隠し穴のポケモンの出現率を最大+50%する「隠し穴パワー」があるが、用意が非常に面倒であり、どのポケモンが出現するかまでは指定できないので結局困難であることには変わりない。 特定の条件を満たすと『ルリ/テツ』と隠れ特性のポケモンを交換できるが、条件が面倒で困難。 まず、落し物として「ライブキャスター」を拾ったあと、15ヶ所ある各街や道路の特定の1マスに行くことで電話がかかってくるのだが、これを10回行う必要がある。そしてその位置はノーヒント。その後は特定のエリアに入るとライブキャスターの欄にルリ/テツの名前が表示されるので、こちらから電話をかけることになる。これを20回繰り返すと翌日から1日1回デートに誘えるようになり、殿堂入り後にデートを行うと隠れ特性のポケモンを交換することができる。 やることは単純なので攻略サイトに頼れば難しくはないが、ゲーム中にヒントが一切なく不親切と言わざるを得ない。 一度落とし物のライブキャスターを拾ってしまうと、ストーリー攻略中にそこそこの頻度で電話をかけてくる。内容はプレイヤーが答えたアンケート内容に関する雑談であり、キャラクターとの交流を好意的に見るプレイヤーも多いが、興味がない人にとっては邪魔でしかない。 交換してくれる隠れ特性のポケモンも、有用なポケモンが多いとは言いがたい(*9)ため、 ギャルゲーのような 交流イベントに興味がないのであれば拾わない方がいいだろう。 「おまもり」の入手難易度 「まるいおまもり」 対戦に必須な厳選をやる上では効率の面からまず欠かせないのだが、入手条件の関係で通信無しでの入手が不可能。本作でガチの対戦をするにはただでさえハードルが多いのに、新たにハードルが追加されているのは難点。 イッシュ図鑑のうち幻のポケモンを除く297種を全て捕まえることが条件であるのだが、最初に3体中1体しかもらえない御三家ポケモンや、上記の伝説ポケモンなど、一周プレイするだけでは絶対に揃わないポケモンが存在する。 特にトルネロス・ボルトロス・ランドロスの3体の入手については、前作『BW』両方か『ARサーチャー』のどちらかが必要となっており、比較すると後者の方が明らかに安いのだが、それだけに「ARサーチャーを売るためにまるいおまもりをこのような条件にしたのでは?」と疑われても仕方がない。 一応GTSという方法もあるが、そちらにも過去作からの問題が残っている。(現在はサービス終了) 「ひかるおまもり」 こちらも「捕まえた数」が条件のため、さらに『プラチナ』『HGSS』と『BW』両方か『ARサーチャー』を加えた合計6~7本ものソフトが必須。色違いのポケモンは希少性の高さと実用性に差はないので難易度があるのは当然ともいえるが、いくらなんでも入手までの道のりが長すぎる。 また、せっかく手に入れても効果は通常時の133%。費用対効果が釣り合っているかというと……。 「デルパワー」の問題 大半の「デルパワー」の入手に対応するバージョンとの通信が必須。 「デルパワー」は「ハイルツリー」のブラックレベルかホワイトレベル、もしくは両方を一定値まで上げることで得られる。レベルを上げるには各色に対応するバージョンでフェスミッションを開催し、それに参加してクリアと言った一連の流れを目的のレベルに到達するまで何十何百回と繰り返す必要がある。効率よくやるにはずっと同じフェスミッションをクリアすることになり苦行。 「ほかくパワー」「かくしあなパワー」と言った便利なものも含まれているのも痛い。 さらに、どれもこれも効果時間が3分と短すぎる上に、戦闘中、メニューを開いてる間、会話中など全てにおいて効果時間が減り続けているため、実際は3分すらもない。特に酷いのが「そうぐうパワー」。ポケモンとのエンカウント率を上げるもので、(今作もエンカウント率は非常に高いが、水上では低いため、出番はある。)ポケモンとエンカウントしてから逃げるにしろ20秒ほど、倒すならば30秒強はかかるため、実際の効果時間は1分も無い。ちゃんとテストプレイしたのか謎。 さらに「けいけんちパワー+++」や「ほかくパワー+++」、トレーナーカードの星を求めてレベル上げをしていると、簡単にデルパワーがカンスト(999個)してしまう。999個以上は「これ以上待てない!」と言われてしまい、捨てられてしまう。ハイルツリーのレベル上げは集中してやった方が良いため、途中からせっかく貰えるはずのデルパワーが貰えなくなってしまい、非常にもったいない。 メダルラリーの一部苦行・入手困難なメダル 「720匹のポケモンを捕まえてボックスを全て埋める」「バトル検定(*10)を50回」「ミュージカルの出待ちファンを10人にする(*11)」「イッシュの難関で1000勝」など、ひたすらに作業を要求される条件もいくつか存在する。中には、「ライブキャスター(*12)で遊べるミニゲームの合計得点が1000点を越える(*13)」など、DS2台持ちor知人に付き合ってもらうことを前提としたものも。 「すれちがい1000人」「フェスミッションに同時に30人参加」など、多人数での通信を前提とした、地方在住のプレイヤーには厳しいものも存在する。 そして極めつけが「フェスミッションで一度に1000点以上取る」。得点は参加者の合計得点になるのだが、最も点を取れるミッションでさえ、1人ではどんなに努力しても40点が限界。つまり、30人以上で1つのミッションを全力でプレイしないといけないのである。 いくらポケモンセンター(実在のグッズショップ)と言えど、そのような熱心なプレイヤー数十人が偶然に同じミッションをプレイするようなことは起こり得ないだろう。 発売当時は有志の手により、ポケモンセンターへ特定時間に集合して一斉にフェスミッションに参加し、これらのメダルを獲得するという試みが行われたが、ハードが移行した現在では『BW2』のプレイヤーとすれ違うことすら不可能だろう。 「PDW」関連のメダルは、PDWサービスが終了した現在は入手不可能。 メダルによる解禁要素などはなく、精々所持しているケースとトレーナーカードの色が変わる(後者は国内版限定)程度なので、諦めてしまえばそれまでだが……。 ポケウッド関連 運要素がある。 技の命中率や急所によって展開が左右されてしまうことがある。相手の行動も不確定な部分があり、詰め将棋的なルールとはミスマッチ。 一応、ダメージ計算に用いられる乱数に関しては固定されているのだが、それならなぜ急所に関しても対策しなかったのだろうか。 まったく同じ問題点が「闇の旋風ダークルギア」の時にもあったのだが、そこから何も学ばなかったのか? しかも後半のシナリオになってくると、正解のセリフを選ばないとクリア不可能だったり、運以外にクリアする方法がないシナリオが出てくるため、詰め将棋にすらなっていない。(例・勝たなければならないシナリオで、正しいセリフを選ぶと敵がひたすら「どくどく」だけを使ってくるようになり勝ちが確定するが、セリフを間違えると普通に攻撃され、絶対に勝てない。「OL・ザ・ジャイアント2」というシナリオでは 「混乱した相手のフワンテに殴ってもらう」ことがクリア条件のため、運が悪いといつまでもクリア出来ない。など。)かなりのストレス。 決着がつくと問答無用で撮影終了してしまう。 セリフを間違えると相手が全力で倒しに来てバッドエンド確定といったことも少なくなく、やり直すにはもう一度受付から台本を選びなおすことになりやや面倒。 一応、受付に戻ることなく最初からやり直す選択肢はあるが、不意の急所などで自分のターンが来る前に失敗した場合は、即座に撮影終了→受付に戻されてしまう。 また失敗して撮影を最初からやり直した際に、「セリフの選択肢のところまでスキップ」することが出来ない。またお互いのセリフが流れるところからやり直しさせられ、時間の無駄でしかない。詰め将棋部分の完成度も上記の有様であり、運でしかクリアできないシナリオなどではかなり気になる部分。 最初から自分のポケモンを使えない。 ゴリ押しで突破するのも味気ないが、自分のポケモンを使うために2度同じ映画を撮るのは新鮮味がない。 自分のポケモンでグッドエンド/カルトエンドを撮ると野生戦やトレーナー戦でポケモンの頭上にスターが表示されるようになるが、演出がやや長めで煩わしい。一応、敢えてバッドエンドを撮ることで外すことができるが。 映画の早送りができない。また一度観た作品でなければスキップも出来ない。シナリオに興味がなく、メダルやトレーナーカードのためにプレイする人は苦行。 一部ENDではひたすら相手の攻撃を耐え続けるだけのもある。 台本40冊×エンド3種に対しスクリーンが8つと非常に少なく、気に入った作品を再度見たい時に困る。 一応、クリアして手に入るものはトレーナーカードのランクやメダルであり、気にしない人はやらなくても一切問題はないのが救いではある。 PWT関連 四天王は未参戦 四天王は個性的なトレーナーが多く、いずれも人気が高かったので本作で出演できなかったのはかなり残念(*14)。 この影響か『FRLG』でジムリーダー、『HGSS』で四天王になったキョウも未参戦。一応娘のアンズのセリフで言及はされているが……。 また、あくタイプのタイプエキスパートがモブキャラしか存在しない、いびつな状況になっている(*15)。 『RSE』の双子ジムリーダーのフウとランは別々に登場する。他のルールはともかく『RSE』では二人一組でのダブルバトルだったため、少し残念。 また、トレーナー登場時の台詞は過去作の流用なので、サカキなど整合性が取れていない者もいる。 PWTでのバトルをバトルビデオに記録することができない。 この機能ではWi-Fi対戦やバトルサブウェイなどのバトル内容を記録し、公開すれば他のユーザーも再生できる機能だが、これら2つと同様のルールでありながらPWTでは記録が使えない。 敵AIはそこそこ強いものの、交代を一切使用してこない。 そのため、変化技しか持たないポケモン相手に「ちょうはつ」を使用すると簡単に詰ませることが出来てしまう。 ジョインアベニュー関連 一人プレイでは店や街のランクを上げるのに時間がかかりすぎる。 通行人を目当ての店に案内することで、店や街のランクを上げるポイントをもらえるが、NPCの場合25%引かれ、一回の案内で45~75ポイントしか稼げないことが大半。また、一日に来るNPCは1桁、多くても10人程度と少ない。街のランクは孵化厳選に必須と言える「保育所」を開けるようになるランク15までに11000弱、商品の割引が最大(=40%割引)になるランク40までに46000弱必要。店のランクはランク10までに各店4400必要。このため、リアルタイムで数十~数百日かかる。 参考までだが、大抵ゲームクリアまでに2つの施設がランク10になっていれば良い方。1日のゲームプレイ時間が多い人はその分、クリアまでに日数がかからないため、もっと低くなるだろう。 一応DS、DS Liteなら本体内蔵電池を抜き10秒近く放置することで日付変更ペナルティを回避できるがそれでも苦行。 行きたい店の回答にわかりづらいものが多い。 行きたい店以外に案内すると「…ちょっと違う…!!」と言って去ってしまいポイントももらえないので、的確に案内する必要があるのだが……。回答内容が「ポケモンをすごくする」など抽象的すぎたり、「ストレス解消できそうな場所」がカフェや花屋としっくりこないものも。酷いものでは「さて、わたしの行きたい ところはどこでしょう!」が女性が店員の店と、もはや意味不明。 さらに、これほどランクが上がりにくいにも関わらず、「すでにランク10のお店に行きたい」と言われる事もある。例えばカフェをひとつしか作っておらず、そのランクを10にしているのに「カフェに行きたい」と言われる事がある。配慮が行き届いていない。 お客を案内するためには歩いているお客に話しかけなければならないのだが、これが地味に難しい。お客の歩く速度は「主人公の歩く速度より速く、走る速度より遅い」あたりなので追いかけて通せんぼしなければ話しかけられない。自転車に乗ると一マス単位の移動が難しくなるので通せんぼに失敗する事が多い。地味ながらストレスな部分。 役に立つ施設が限定的。 まず圧倒的に利便性が高いのが「カフェ」と「保育所」 カフェは「なつき度の上昇」「レベル上げ」が可能であり、なつき度も600〜1500円程度(ジョインアベニューのレベルにより変化)でかなり上げられる。なつき進化するポケモンを育てる際に重宝する。 レベル上げに至っては、最終的にはなんと一度に8レベルも上げられるメニューが出来る。ポケモンを鍛える「道場」では最大4レベルなので、倍に相当する。出現メニュー全てを含めると、カフェは1日で13レベル上げられるのに対し、道場は10レベル。どちらが道場か分からない。 保育所もかなり優秀で、値段も安価でかなりの歩数分の温めが可能。 逆に全く役に立たないのが「マーケット」。格安でアイテムのセットが買える…という触れ込みだが、「やすうりパワー」を使った方が安い上に買える個数が店側に設定されている。 「美容室」はなつき度しか上げられないため、完全にカフェに喰われている。 「古道具屋」はランダムでアイテムが手に入るが、せいぜい良いものは「かせき」や「進化に必要なアイテム」程度。なおかつ入手率が低い上に、店主のキャラクターの出身バージョンによって入手アイテムが固定されている。 別の問題点として「努力値を増減させる効果を持つメニュー」の「努力値の増減する数値」を見る事が出来ない。メニューの説明が「きそポイントをかなり下げる」や「こうげきLv4」など抽象的であり、役に立たない。 努力値というのは1ポイント単位での調整が必要な数値であり、「かなり下げる」などという曖昧な説明では困るのだが、ゲーム中で一切説明されない。 努力値に関しては隠しパラメータであり、今までも「タウリン」「マトマのみ」などのアイテムの説明もゲーム内でなされていないが、特に苦労なく拾ったり買ったりでき入手が簡単なそれらのアイテムと違い、時間をかけてお店のランクを上げてこのザマではさすがに問題と言わざるを得ない。 使えない肩書(見た目)が多め。 ビジネスマン、OL、ウエーター、ウエートレスと言った店員向けの肩書のトレーナーが通行人の中におらず、招待できないのは残念。 殿堂入り後にイッシュのジムリーダーが来ることがあるが、店員として招待できない。 もっともイッシュリーダーズは職業が明確に設定されており、本業をすっぽかしてバイトしてるのも変ではあるが。 挨拶が自由設定できるために流行りのアニメネタや下ネタなどを挨拶文にしていたプレーヤーも存在し、賛否を招いた。 「黒の摩天楼」「白の樹洞」関連 エリア6以降になると、ひとつのエリアが何階かに分かれてかなり複雑かつ広くなるのだが、「中断」機能がない。レポートも出来ないため、攻略途中に何らかの理由で止めなければならなくなった場合、リタイアするしかなくかなり不親切。しかもリタイアした場合、そこで得た賞金が没収される。 まだまだ配慮に欠けるWi-Fi通信関連 3DSで本作を遊ぶと、切断対策が意味を成さない。 3DSのとある機能を悪用すると、ソフトに用意された切断対策を簡単にすり抜けることができてしまうので実質的に対策が機能せず、切断もやりたい放題になってしまう。 GTSの難点はほとんど前作から未調整のまま。 オスしかいないケンタロスのメスは指定不可などの対策が元より存在している以上、「レベル50以上しか存在しないポケモンのレベル10を指定」も対策可能なはずだが。 レベルに関しては、配信や後の作品でよりレベルの低い個体が入手可能になる可能性があるため、あえて対策していないのかもしれない。 ステータスも確認できないままなので、かくれ特性持ちだと見せかけて通常特性を送ってくる交換詐欺も多い。GTSネゴシエーションなら相手のステータスが見られるが、こちらも前作にあった問題が未解決。 特性「いたずらごころ」を利用したハメ戦法の問題。相手に何もさせないまま、60分間試合を引き伸ばし、時間切れで判定勝ちに持ち込むという悪辣な戦法が可能になった。 + 詳細 いたずらごころは「補助技の優先度を+1にする」効果。わかりやすく言うと、どんなに早いポケモン相手でもこれを使えば先制できる。 この戦法を使用できるのは、その特性と技「ねこのて」を両立できるレパルダスと、技「まねっこ」と両立できるリオルの2種。 「ねこのて」は「控えポケモンの覚えている技の中からランダムで1つを使う」、「まねっこ」は「直前の味方が使った技と同じものを繰り出す」という補助技。これといたずらごころを併用すると、優先度がマイナスの技(=優先度0以上で使われるとまずい技)でも、ねこのて/まねっこの対象になれば先制して使える。その優先度マイナス技には「ふきとばし」など、「相手の場のポケモンと控えを強制的に交代させる技」があり、通常なら「こちらの行動→相手の強制交代技→こちらの交代」とリスクを負うはずが、上記の方法で使うと「相手のねこのて/まねっこ→相手の強制交代技→こちらの交代」となってしまう。つまり、これをひたすらに繰り返せば相手は一度も行動できないまま、時間切れになってしまう。そうして時間切れになると判定になり、残りポケモン数→HPの割合の合計→HPの合計での判定が行われる。最初に相手のHPの割合を削れば、後は極端にHPが高いポケモンを入れれば容易に判定勝ちが可能になる。 対策がないと容易にハメられてしまう戦法である事も問題視されたが、何より反感を買ったのは、「放置プレイが横行した事」である。 行動を決定する前に1ターンあたりの持ち時間が切れると、技欄の一番上(左上)においてある技を自動で使うため、ねこのて/まねっこをそこに置けば後はDSを放置しても判定に持ち込める。 1試合の制限時間は60分、1ターンの持ち時間は2分、ねこのて/まねっこのPP(使用回数)は最大32に設定されているのも大きい。 一応対策は可能。特にレパルダス/リオルを突破されると非常に脆くなるのだが、あまりに極端にハメてしまう事、何より放置でゲームが進むというゲーム性の破壊具合から、批判は非常に多かった。 公式側からは特に規制も用意せず、対戦考察者の間では戦法の一つとして認知された。対策もそれなりに考察され、初期ほどの猛威は振るわなくなった。 レパルダスの場合は、基本的にねこだまし(優先度+2で相手を怯ませて行動不能にする。出たターンにしか使えない)→ねこのて×nで時間切れ勝利となる。 ねこのてで選ばれない技はいくらか種類が存在。控え2匹をそれらの技+強制交代技で構成することとなるのだが、メタモンやソーナンスなど選ばれない技でも戦えるポケモンは存在する。 ちなみに、選ばれない技には「攻撃しながら相手を強制交代させる技」がある。単なる見落としだろうか。 対策手段はいくつかあったものの、いずれも確実なものではなかった。 最適解は優先度+2の「しんそく」で攻撃か、特性「きゅうばん」「マジックミラー」持ちの使用。前者は習得するポケモンが少なく、後者はタイプで不利になりやすいのがネック。 先制技同士がぶつかると素早さが高い方が先制する仕様を使い、レパルダスより早いポケモンで優先度+1技を使ったり、いたずらごころ持ちで補助技を封じる技「ちょうはつ」を使っても封殺できるが、素早さを上げる道具「こだわりスカーフ」で向こうも対策することがあった。 ただ、これらの対策は構築に制限を受けるので汎用性が低くなりやすく、ハメを使わない相手への勝率が低くなってしまう。手持ちの残りの枠を対策の対策にされても痛い。とは言え、なんらかの対策をしないとマッチングしたら敗北確定になってしまうので、対戦で使えるポケモンの枠が更に狭まった感がある。 また、レパルダスを用いた戦術は、命中100で相手を眠らせる「キノコのほうし」も存在。眠りへの対策は強制交代に比べるととりやすいので安定感には欠けるが、今まで遅いポケモンしか使えなかったこの技を先制で使うのは充分強力。 先制技を使わないと必ず後攻をとる道具「こうこうのしっぽ」と、使用すると空を飛んで相手の攻撃を受けず、2ターン目に攻撃する技「そらをとぶ」を用いて「ねこのてで先制そらをとぶ→相手の攻撃回避→相手の攻撃回避→後攻をとって攻撃」という戦法もあったが、リスクが高いので実用性は大きく劣っていた。 これらレパルダスを用いての戦法はハメに特化した技構成や能力振りになる上に、レパルダス自体の能力はそこまでではない。このため3匹含めた純粋な戦闘力は大きく落ちるのが欠点といえば欠点。 リオルの場合は少々動きが異なる。どんな攻撃もHPを1残して耐えられる道具「きあいのタスキ」で相手の攻撃をしのいでから強制交代技「ほえる」を使い、あとは優先度+1の「まねっこ」でほえるを連打する。 先鋒のポケモンに、場に出た相手のポケモンにダメージを与える技「ステルスロック」を使ってもらってからリオルを出せば、判定でしか勝てないレパルダスと違って勝利することも可能。 ステータスはレパルダスよりもさらに低いので対策しやすいが、こちらはステルスロック要員も含めて通常の構成ができるし、リオルの技も2枠が自由(レパルダスは対策の対策で枠を喰われる)なので、お手軽さやメンバーの自由度がとても高い。 対策や不測の事態でハメが失敗しても、残りのメンバーである程度のリカバリーが効くため、往生際の悪さでならこちらの方がはるかに上。 キュレム関連の問題点 本作でキュレムは2種類のフォルムチェンジを獲得して大幅に強化されたが、ブラック/ホワイトの性能に大きな格差がある。 ホワイトキュレムは特攻が大きく伸び、それを活かす「りゅうせいぐん」や「ふぶき」といったタイプ一致の大技を覚えるので、伝説のポケモンが解禁された大会ではトップクラスの使用率を誇った。レシラムの専用技の「クロスフレイム」で鋼タイプにも決定打があり、もはや専用技の「コールドフレア」は溜め技(1ターン待機)なので使わない方がいいくらいである。 一方でブラックキュレムは攻撃が大きく伸びるものの、氷タイプの物理技は専用技の「フリーズボルト」のみ。しかも同様に溜め技なので、パワフルハーブと併用しないとまともに使えない始末。ドラゴンタイプの物理技も「げきりん」があるが、特殊技の「りゅうせいぐん」に比べるといささか使い勝手が劣るため、高い攻撃力が実質宝の持ち腐れになってしまっている。ゼクロム専用技の「クロスサンダー」も見劣りしがち。 ちなみに、通常のキュレムはこの2匹の登場で完全にお役御免になってしまった。デオキシスやシェイミなど似たような境遇を持つポケモンはいるが。 フォルムチェンジしたまま交換することは出来ない。レベルや個体値・持ち物などの情報は全てキュレムのものを引き継ぎ、合体に使われたレシラム・ゼクロムの情報は一切関係しない。 チェンジできるのは1体のみで、ダブルバトル等でホワイトキュレム・ブラックキュレム両方を同時に場に出すことは出来ない。こちらは次作でもできないまま。 すれちがい通信の使い勝手の悪さ すれちがいログを見ようにもフェスミッションの内容が先に表示されて、すれちがったプレイヤーの情報を見たりデルパワーを使おうにも邪魔になりがち。 時間経過による無効もないため、プレイヤーはいちいちフェスミッションを断らないと本来の目的を果たせない。 ポケモンセンターといった大人数のポケモンプレイヤーが集まる場所に限って多い傾向がある。すれちがいログが集まりやすい場所なだけに相性が悪い。 前作『BW』から未改善・劣化した点。GTSについては上記の通り。 L=Aを設定できない。 「つづきからはじめる」選択時のインターネット接続の確認。 自転車の速すぎる初速 エンカウントしてから操作可能になるまでの時間の長さ。 練り込み不足なポケシフター プレイヤーにできることが少なく不評だった「ポケモンミュージカル」はおもいでリンクにより『BW』で集めたアクセサリーを引き継げるようになったのみ。 相変わらずの観覧車イベント。詳細は前作の項目を参照 前作よりは自重気味になったが、まだまだスタッフの暴走ぶりが窺える内容になっている。 相変わらず低体力時に優先的に流れるピンチBGM。 Xメニューのカーソルが最初から表示されない仕様もそのまま。 ゲーム開始時のCギアの起動が遅くなった。起動直後にメニューを開いて閉じれば短縮することは可能。 ヤグルマの森の外に存在する『試しの岩』は一日一回、手持ちに格闘タイプのポケモンがいるとショップで売れるアイテムが手に入るが、何故か「ほしのかけら」から「ほしのすな」にグレードダウンしている。 13番道路で一日一度アイテムをくれる男性のアイテムの種類が激減。 ライモンドームのトレーナーのレベルが前作よりダウンしている。チャレンジモードにしても『BW』でのレベルには届かない。 3番道路にある滑り台の上にいる園児が邪魔で自由に上り下りが出来なくなってしまった。 バグ・不具合 伝説のポケモン・キュレムが入手不可能になる致命的なバグ。 キュレムを捕獲する地点に向かう一連のイベントの序盤に、「チャンピオンロードの途中にいるゾロアークを追いかけていく」ことになるが、これを追いかけて洞窟内に足を踏み入れ、洞窟内で1回以上ゾロアークの姿を見た後、Nの城にゾロアークが入っていくのを見るまでの間に、チャンピオンロードを出て他のマップに行くと、ゾロアークを追いかけて入るはずの洞窟に二度と入れなくなるというもの。 イベントの開始条件を満たすまでは、洞窟の入り口の前でゾロアークが通せんぼをしているのだが、このバグを起こしてしまうと、イベントの状態に関わらずゾロアークが通せんぼしている状態になってしまう。 一応、洞窟から徒歩で屋外に出ただけならば、すぐさま洞窟内に戻る事でバグを回避できるが、「そらをとぶ」などの手段で別マップまで脱出してしまうと二度と進入できなくなる。 このバグを起こすと、それ以降に起こる一連のイベントの全てが発生しなくなり、伝説ポケモン「キュレム」とキュレムの合体・分離のために必要な「いでんしのくさび」も入手不可能に。 当然、バグが起こった後でセーブしてしまったら、もうそのデータではどうしようもなくなる。 しかも攻略サイトなどには必ず載っているほどの危険なバグにもかかわらず、公式からのアナウンスは一切ない。 総評 一部問題点が残ったままの部分があるが、全体的に見れば様々な改良や新システムの投入といった、賛否両論点・問題点が多かった前作の反省点を活かしている作品。 特に、通信要素がないとほとんど遊べなかった点については、オフラインのやりこみ要素が歴代でも最高クラスに充実したことにより大幅に改善されている。 過去作からのファンややりこみプレイヤーにも易しくなり、遊びの窓口が広く、追求できる遊びも深くなった。 その通信システムの影響で現実のポケモンセンターやオフ会やイベント等での集客効果もありポケモンプレイヤー人口を大きく伸ばした渾身作である。 前作がシリーズ異色作とするならば、本作はかなり堅実な出来となっている、良い意味で「いつものポケモン」である。 余談 発売前に「ポケモンだいすきクラブ」の公式ウェブサイトで紹介記事が公開されたが、主人公に関する記述で「女の子」のルビが「おとこのこ」になっていたというミスがあり、一時話題になった。 2014年5月20日にDSのWi-Fiサービスが終了した為、インターネット通信を活用してガッツリ遊ぶという意味では息の短いゲームになってしまった。 公式のプロモーション映像として、ゲーム内のストーリーをもとにしたオリジナルのアニメーションが製作・公開された。 通常のアニメ版と異なり、製作はアニメ版と同じOLMが担当しているが、担当したスタッフは別。アニメで登場した人物も声優が変更されている。 あくまで宣伝用であることの演出や、制作時期の差異の影響なのか、ゲーム本編と同じ展開でも少し差異が存在する。 改造アプリ事件 本作の発売から1年後、第三者によってポケモンを外部ツールで作成して本体に送り込むことができるアプリが開発され、ダウンロードランキングで1位になってしまう事件があった。 公式はこのアプリについての注意文を発表し、使用の禁止を呼びかけた。 本作では、ジムリーダーが使用するポケモンは他者(おそらくポケモンリーグ運営本部など)から指定されたものを使っている事をほのめかす描写がある。 ジム戦自体がポケモンリーグへの参加資格を得るための試験の様なものという設定と噛み合っている。また、ゲームバランス的な都合とはいえ、ジムリーダーのポケモンが少し先の一般トレーナーのポケモンよりもレベルが低く、「手持ちポケモンのタイプはばらけさせるべき」というセオリーを破って得意タイプのポケモンばかり使用することなどの解答として説得力がある事から、この設定はユーザーからも概ね好意的に受け止められている。 ただし、現状はそういった事を仄めかす描写があるだけに留まっており、公式に確定している設定ではない事は付け加えておく。 2012年12月3日~2013年1月31日に配信され、アニメのイッシュリーグに出場するトレーナーが参戦したPWTの特別トーナメント「イッシュリーグに キミも ちょうせん!」にアニメに登場したライバルである「シューティー」が参戦したのだが、本作までのポケモン本編はソフト容量の都合上、主人公を含むトレーナーやポケモンの名前が最大5文字までに制限されているため、ゲーム中では5文字制限に沿って「シューティ」という表記になっている。